~メンテナンス前の状態~
入荷時は細かい傷や表面材の剥がれ・シミ・手垢や色むら変色、普段手が入り難い部分にホコリやゴミが溜まっていたり、動作が重かったり構造部分の劣化などがある状態です。
~メンテナンス風景~
一つ一つバラバラに分解していきます。
取っ手・鍵部分や底板などの細かい部分も分解を行い、表面の汚れのメンテナンスだけではなく構造など各所のチェックも行っていきます。
直接、手に触れる部分の為、取っ手の内側も削り直しています。
表面材の剥がれの補修は、パテで手早く直すのではなく、仕上げ後に同じ質感で溶け込むようにチーク材の突板を用いて補修をして行きます。
構造を見極めながら、必要に応じて見えない部分に補強を追加したり
劣化していたストッパーはしっかりとした強度の物に交換を行っています。
~メンテナンス後~
毎回どの家具もメンテナンスに時間が掛かってしまいますが、上記の様に丁寧にメンテナンスを行いますと下記の様に仕上がります。
見え難いですが、デスク天板の可動の際に表面に傷がつきにくいようにフェルトを貼っています。
引き出した際に角度が付き過ぎないように微調整も加えています。