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Hans J. Wegner(ハンスウェグナー)GETAMA(ゲタマ社製)ビンテージのGE290-3ソファのクッションの生地張替・撥水加工とウレタン交換(硬めに調整)のご依頼

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お客様がお持ちの家具修理のご依頼。

修理の際は持ち込みに限らず、お送り頂く形でも修理を承っております。
(アートセッティングデリバリーを利用しますとスタッフの方が引き取りや梱包等も行いますので、当店から遠方にお住まいのお客様の修理も可能です)
まずはお見積りのご依頼をお願い致します。
https://www.deco-boco.com/repair-aftercare

10年以上前に当店にてご購入を頂いたGETAMA(ゲタマ社製)ビンテージのGE290-3(3人掛け)のクッションのカバーの生地張替とウレタン交換のご依頼を頂きました。貴重なチーク材の2903用です。

クッション内部のメンテナンスでは下記内容を行っています。

■オリジナルの古いウレタンや麻布・綿を取り除いてバネだけの状態にする。
■バネの状態をチェック
バネに錆が有りましたら、オプションで出来る限りの錆取りや錆止めも行えます。
また、バネが断裂している場合は、バネの新規作製も可能です。
■バネの厚みを補正して一定に整える
基本的には長年のご使用でバネの枠が部分的に開いていたり閉じていたりと歪んでいますので、完成が美しく仕上がるように色々な方法で厚みを一定に補正しています。
■バネに巻き付ける麻布の強度を上げる
オリジナルは薄めの麻布がバネに巻き付けてありますが、より強度が高い丈夫な麻布を使用する事により、通常よりもバネとの接触で麻布が破れてウレタンが劣化をするのを防ぐことが出来ます。
■ウレタン交換
ウレタンも様々な種類や価格帯が御座いますが、硬めのウレタンでバネ枠の太もものあたりを軽減させつつ硬さの異なる高密度ウレタンを積層させてお尻に当たるバネ感を軽減させています。また、高品質なウレタンを使用していますのでウレタンが長持ち致します。
■より硬めに調整
今回はお客様のご希望でオプションとしてバネの内部に詰め物をしてより硬めに仕上げました。
沈みが少なくなりますので、腰にも優しく、また、バネのヘタリも抑えられますので、お勧めしております。

*丁寧に行うほど職人の作業時間も掛かり、良い材料を使用しますと当店でストックしている資材の価格もより高額になりますが、座り心地も良くなり耐久性も高くなり、持ちが良くなりますので、出来る限り費用を抑えつつ良い状態に仕上がるように最善を尽くしています。

カバーの張替の際には裁断した生地のほつれを防ぐ為に、下記の様に各パーツにロックを掛けて強度を高めています。
張替後は内側で見えない部分ですが、生地がほつれますとファスナーに絡まったり、長くほつれた糸が座面部分に流れて座る部分にあたって座り心地や見た目に影響をしますので、お届け後のご使用風景も想像しながら丁寧に行っています。

また、生地の裁断は重ねて裁断せずに生地目が真っ直ぐになるように1枚1枚丁寧に裁断しています。

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コーナーのカーブも丁寧に縫い上げ、ステッチの直線も綺麗に仕上げています。

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ファスナーの金具が隠れる隠しポケット仕様にしています。
オリジナルはファスナーの金具が露出していますが、特にGE290シリーズはアームが木製の為、クッションを置く際に金具で木部を傷つけない様にこの仕様にしています。
日常の掃除の際にクッションをどかして置き直したり、一部分だけクッションがへたらない様に裏表を変えたりと動かす機会も多いと思います。

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今回は撥水加工が出来る生地の為、お客様のご希望で生地に撥水加工も行いました。

この度は当店にご依頼を頂きまして、誠にありがとうございました。
GE290シリーズ以外にも、GE236やGE240、GE40やGE258デイベッドなど、他のGEシリーズの修理・張替も行っております。
お持ちのビンテージ家具の修理・張替をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。