店舗展示中です。
是非、実際にお確かめください。

 
数多くの名作を生みだした北欧デザインの巨匠、ハンス・ウェグナーが1950年にデザインしたカール・ハンセン＆サン社製ビンテージのCH25ラウンジチェア（オーク材）。
1950～60年代以降に製造されたビンテージです。

当時、新進のデザイナーであったハンス J. ウェグナーをカール・ハンセン＆サンの社長宅に招き、21日間で開発した最初の椅子のシリーズがCH22、CH23、CH24（Yチェア）とこちらのCH25です。
それまでになかった大胆で彫刻的なフォルムから、当時、革新的なデザインと評価され、今ではペーパーコードは一般的になりましたが、戦時中の物資不足の中で使用されていて一般には知られていなかったペーパーコードを使用し、ウェグナーはこの素材に十分な耐久性と美しさを見出しました。

シートの高さは低めでトップの36㎝からお尻にかけて傾斜しており、程よいしなりのペーパーコード、ゆったりとした座面と幅広のアーム、傾斜を受ける背もたれ、立ち上がる際に掴みやすいアームの厚みなど、様々な配慮が感じられます。
また、彫刻的な美しいフォルムと温もりを感じられるデザインからはウェグナーが生み出した数々の名作のディティールも見て取れます。

座と背のペーパーコードを1脚仕上げるのに10時間を要し、使用されるペーパーコードは400メートル。リズミカルに編まれたカナコ編みの中で背面に付けられたアクセントもポイントです。
ペーパーコードはオリジナルと同じデンマーク製のアンレースタイプで張替を致しました。

＊入荷時に正面向かって左前脚と正面の貫に破損が御座いましたので、そのまま修理をするのではなく、この先も安心して長年お使い頂けるようにオリジナルのパーツから型を取り、同じ無垢のオーク材を用いて、出来る限り同じ寸法で新規に作製を行い交換致しました。

＊製造メーカーのカール・ハンセン＆サンは1908年から100年以上続くデンマークを代表する家具メーカー。
ハンスウェグナー以外にも、アルネ・ヤコブセンやボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャーやコーア・クリント、ポール・ケアホルムなど数々の巨匠の作品を製造しています。

年々、ビンテージの北欧家具は価値が高まっており、アジアやアメリカなど世界中から買い付けの需要が高くなっておりますので、コンディションの良い物を買い付けるのが困難になっております。

■フルメンテナンス・オイル仕上げ済み。
ご購入後、オイルやワックスを塗り重ねて、この先の自分だけの経年変化をお楽しみ頂けます。

＊ビンテージ商品のご購入の注意点とお届けまでの流れについて。

それぞれの画像はクリックをして頂きますと、より大きい画像をご覧頂けます。（もしご不明な点が御座いましたら、より詳しい画像をお送りしたり、ご説明をさせて頂きますので、どの商品もお気軽にお問い合わせください。）

＊入荷時に正面向かって左前脚と正面の貫に破損が御座いましたので、そのまま修理をするのではなく、この先も安心して長年お使い頂けるようにオリジナルのパーツから型を取り、同じ無垢のオーク材を用いて、出来る限り同じ寸法で新規に作製を行い交換致しました。

違和感なく溶け込んでいます。
オリジナルに勝るとも劣らない美しい仕上がりです。